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ここ数年、派遣会社に登録して仕事を探す人が増えています。企業にとってはフレキシブルに人材を確保できるため、正社員では難しい企業や職業などに派遣であれば比較的簡単に挑戦できるのが特徴です。その中でも特に若い人たちから人気なのがアパレルのお仕事です。しかし、ひとことで「アパレル」と言っても服だけではなく、バッグやアクセサリーなど様々なジャンルを取り扱うので、幅広い知識や技術が求められます。今回は若者からの人気ナンバーワンである「オシャレな仕事の代名詞」アパレルのお仕事について、その仕事内容と求められるスキルをご紹介します。

商品の良さを伝えるコミュニケーション能力

アパレル界ではよく「店員に話しかけられるのは苦手」と言いますが、だからといって話しかけない店員はいい店員とはいえません。そもそも店員になにも尋ねず、話しかけられるのを拒むお客さんというのは、最初から購入する気が無い場合が多いです。やはり、アパレル店員はその商品の良さやコーディネートの仕方、手入れ方法に至るまでお客さんに丁寧に伝え、購入してもらわなければいけないでしょう。そのため、お客さんに好印象を与えながら商品について説明できる高いコミュニケーション能力が必要となってきます。
いかなる時も笑顔を絶やすことなく、気を配りながら気持ちよく買い物ができるような環境作りを心がけましょう。
コミュニケーション能力が高く、お客さんから信頼を得た店員には多くのリピーターが付き、「この店員だから買いたい!」「このスタッフに相談したい」という付加価値を付けることができます。

センスと知識を身につけ、憧れの存在になる

オシャレな仕事をしたいとチャレンジする人が多い業界ですが、憧れだけでは成功できません。アパレルは幅が広く、かなり奥が深い世界なので、センスを磨きながら知識を深めていく必要があります。コーディネートの提案や素材、シルエット、洗濯・保存方法など身につけておくべきことはたくさんあります。雑誌やSNS、お客さんとの会話などに常にアンテナを張り、情報収集を重ねましょう。

初心者に向いているアパレルのお仕事とは?

経験がモノを言うアパレル業界。初心者がいきなり飛び込むのは少しハードルが高い気がします。そんな初心者でも比較的簡単に挑戦でき、着実に知識やマナーを身につけることができるのが靴やバッグなどの販売員です。洋服に比べて、サイズ感や機能、素材、お手入れ方法がきちんと分かっていれば、お客さんに説明できるので、初心者でもすぐに仕事を始めることができます。
また、仕事で着る服は制服か私服でOKなので、靴やバッグの販売であれば、毎月シーズンに合わせて社販でたくさん洋服を買う必要がありません。無理にお金を使うことなくオシャレに働けるので、まずはアパレルショップで接客を学びたい人は靴やバッグの販売をしてみるといいでしょう。