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アルバイトでも派遣でも正社員でも、そこの会社で働く時には必ず面接をパスしなければなりません。その面接をしてくれる人とは初対面になりますので、自分のことを知ってもらうためには履歴書をうまく利用するしか方法はないのです。この履歴書は自分を知ってもらうための最大の武器だと思って面接に挑むことが大前提となってきます。その際、派遣での期間はどのように履歴書に記載すればいいのかわからないという人も決して少なくはないのです。そういった履歴書に記載することに関しての役立つ情報をここで提供できればいいかと思います。

履歴書の書き方に正しいというルールはない

自分のことを企業によりよく知ってもらうためのツールとして、少しでも印象がよく見えるように履歴書は書きたいものです。そんなときに気になるのが派遣期間の職歴の書き方であり、あまりに多くの職歴を書くと、「この人は一つの職場で長続きできないのでは?」、「人間関係を作るのが苦手なのでは?」と思われないか心配する人も多いようです。しかしその反面、多くのお仕事を経験していることを、「基礎的なスキルが身についている」、「いろんな職場に対応できる経験がある」と考える企業もあります。同じ職歴でも書き方によって企業の採用担当者に与えるイメージはずいぶん変わってきますので、履歴書で上手に自分自身をアピールすることを念頭に考えて書かなければならないのです。

読みやすさを考えて、登録した企業ごとに職歴をまとめる

たとえば、派遣会社となるA社にエントリーして3社、次に別の派遣会社のB社にエントリーして2社、派遣先企業で勤務したとします。2社の派遣会社を含めた計7社のすべてを並列に記述すると長くて読みづらくなりますし、登録した派遣元なのか実際に働いた派遣先企業なのかもわかりづらくなります。ゴチャゴチャと書かれた履歴書は、内容以前に「文書をまとめる能力がないのでは」と思われてしまう可能性もあるので気をつけなければなりません。そこで、1ヶ月未満や2~3ヶ月の勤務先が多い場合は、派遣会社にエントリーした年月日と企業名を大きく書き、派遣先企業はまとめて書くと読みやすいでしょう。また、派遣会社A社に登録し勤務した後、派遣会社B社へ登録を変更した場合は、職務経歴上、派遣会社A社は退職扱いとなります。基本的に、「就職」または「登録」、「退職」または「登録終了」となるのは大元の派遣会社についてだけで、派遣先でお仕事に従事することは「就職」とは表現しませんので注意が必要です。

きちんと職種を選んでスキルアップを目指す

やはり、履歴書の書き方の大きなポイントは情報を正しく漏れがない形でわかりやすく伝えるということです。簡潔過ぎる履歴書は面接につながらない恐れが出てきてしまいますので、スッキリとした見栄えでも要点がきちんと伝わるよう、項目ごとにメリハリをつけて書くことが大事になってきます。
もし、書くべきか悩むような内容があった場合は、派遣会社の担当者などに相談してみるのも一つの手かもしれません。